再挑戦と生き直すことの違い

 

 3月や4月は学校や職場は新しい年へ向かう移行期間です。

これまでの頑張りを振り返り、心機一転と思う人も多いのではないでしょうか。

 

立ち止まるほどの頑張りをしてきた方にとっては新年度は再挑戦の思いで臨むこともあるかと思います。

 

体を休め、自分と向き合い、

周りの言葉を聴いて、その言葉を自分の中に取り込み、緊張感と適応を身にまとい、

そして再び挑戦する。

それはとても勇気のいる事です。

 

そして、頑張りたい気持ち、

やってみて頑張れない気持ち、

そのどちらの気持ちも自然に湧いてくる大切な気持ちです。

 

その大切な気持ちを言葉で表現し、

自分の言葉に気づきが生まれ、

これまでの生き方を見つめ直し、

これからの生き方を考え始めます。

 

再挑戦と生き直すこととは大きな違いがあります。

今感じている辛さは、生き直したい気持ちが動いているからです。

 

どうぞカウンセリングをご活用ください。

 

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コメント: 2
  • #1

    tt (月曜日, 06 4月 2020 10:18)

    こちらではフルネームを明かせませんが、カウンセリングを利用した者です。

    こんな時だからこそ人との繋がりがあったらどれだけ良いことでしょうか。誰とも話さない生活、あのときああしてたらこんなことには・・失敗して悔やんだことを思うと朝がとても辛いのですが、準備が足りてなかった、まだ早かったと、言い聞かせています。わたしに必要なのは生き直しの方なのでしょう。自分の失敗体験や、逸脱した一面を話すことによって、わたしを受け入れてくれる人がいると感じられ、次はどうしていこうと思ったり、過去の人を追うのを辞めて、聞いてくれた相手との時間に焦点があったり。過去を思い詰めて責めるじぶんが消えて、相手の言葉がすっかり届くようになったらまたチャレンジしたい。先生の元をいつか離れられるまでどうぞ根気よくお付き合いください。

  • #2

    弓手直美(カウンセリング・グループ自由人) (月曜日, 06 4月 2020 10:30)

    貴重なコメントをいただきましてありがとうございます。
    色々なお気持ちや考えが交錯する中でご自身と向き合ってこられたことは、並大抵なことではありません。今の生き方を獲得してきた理由(原因)と向き合うことは辛さを伴うことと承知しております。その辛さは私も一緒に見ていきます。こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。