自助グループ・オンライン開催

今回初めてオンライン開催を実施しました。初の試みなので、これまで1回以上のご参加経験者を対象とさせていただきました。

 

いつもの対面で感じるライブ感はやや薄れるように思いましたが、その分、画面を通して皆さま一人ひとりの表情をしっかり拝見できたことは新しい感覚でした。

 

今回のテーマは

「今の生活で感じていること」でした。

新型コロナウイルスによる出来事は、皆さまの生活や気持ちにどう影響してるのかお話しいただきました。

 

皆さまそれぞれ生活環境も事情も違いますので、語られる言葉は違うのですが、同じ気持ちを表現されていたように思います。

それは、これまで以上に深いところの自分と対話されている、お気持ちでした。

 

社会や人との繋がりには義務を感じやすく、繋がれないことで義務を果たせない罪悪感を抱える日常生活から、社会が止まることで義務から離れる時間が生まれました。

 

義務に費やしていた時間から離れることで、これまで心の奥深くにしまい込んでいた手つかずの「自分」に光が当たるようになった。

 

すると、義務だと感じていたことさえも自分で選択していいと思えるようになった。

社会や人と繋がることも、繋がりを捨てることも、自分で選んでいい。

自分で考えてやれる、それが今できている。自己中心的な自己を保つということ・・

 

こういう状況になって見えた自分のこと・・こういう状況がなかったらまだ埃をかぶって心の奥深くに埋まっていたかもしれない・・

そういう気持ちを、こういう状況でも、この場で通じ合えることを実感できた。

 

緊急事態で大混乱した私にとって上記の皆さまの言葉はとても力強く、皆さまが見えた自由は想像も及ばないほど大きな自由のように見えました。

 

読む方にとってはいろいろなお気持ちになるかもしれませんが、

どのような内容でも心の事実を自由に語ることは全ての人にとって必要な時間です。

 

勇気をもってお話しくださった皆さま、今回も深い学びをありがとうございました。

これからも安心してお話しいただけますよう努力してまいります。