3人の自由人jiyuubito

11月最後に『3人の自由人jiyuubito 』を初開催しました。

 

こちらのグループは、これまで開催してきた自助グループに参加されている方を対象に、感情を理論的に解釈していくワークを盛り込んだ内容となっています。

 

自助グループで語られる内容から更に踏み込んだ展開となり、より具体的で、より個人が色濃く表現されていると感じました。

 

今回は『孤独』と『社会で支援が必要な子どもたち』について話が展開されていきました。

 

『孤独』はずっと側にある感情。

家族の中にいても、友達の中にいても、心がひとりぼっちである状態。

それを認めたくなくて、嫌で嫌で仕方なかった気持ちが語られました。

 

今、こうして語れるようになるまでに、いくつもの感情に巻き込まれ、どれ程の思いをしてきただろうかと思うと、簡単に言葉をかけることができません。

 

あらゆる感情を抜けてたどり着いた孤独。その気持ちを分かってくれる人たちが自分以外にもいると思えたからこそ、孤独を語られたようにも感じられました。

 

長くご自身の心と向き合ってこられた方なので、向き合い方を知った今、大きな空を飛び始めたように感じています。

 

 

そして『社会で支援が必要な子どもたち』。

今この瞬間も、耐えがたい苦痛を抱えて過ごす子どもたちが存在します。

 

ここに集まる皆さまと同じように、子どもたちも自ら助けを求めることは本当に稀なことです。

 

育つ環境に疑問を持つことなく、それが当たり前としなければ、生き抜くことができないからです。

 

絶望から生まれたエネルギーを生きていくエネルギーに変えていく。


それを実感するからこそ、大人が気づいて声をかけてあげられる機会を増やすために、学び、研究を深めていると語られました。

 

子どもたちを思う大きな愛情は、多くの大人の心に響く力を持っているように感じました。

 

子どもたちは最優先に守られる存在です。

子どもたちを守ることができるのは社会の大人たちです。

 

 

今回は理論的な解釈が必要ないほど深い理解をお持ちの皆さまでした。少人数ならではの心の描写を語り合える貴重な時間となりました。

ぜひ皆さまのご利用をお待ちしております。